浅間山は標高2568m、黒斑山、仏岩、前掛山の3つからなる複合火山です。
ミュージアムでは、浅間山の火山活動や、山麓の豊かな自然などを紹介しています。
浅間山の自然史
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過去1000年でもっとも激しかった浅間山の噴火は平安時代の1108年におきた天仁の大噴火です。また、江戸時代の1783年におきた天明の浅間焼けといわれる大噴火では、約1500人もの犠牲者をだしました。
▲天明の大噴火の記録絵図
浅間山の自然史
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火の山"浅間"は山麓に豊かな自然をはぐくみました。夏の空を舞う高山蝶"ミヤマモンキチョウ"や"ベニヒカゲ"は長野県天然記念物、ラン科の植物"アツモリソウ"は初夏に美しい花を咲かせます。黒斑山の旧火口にあたる"天狗の露地"は、たくさんの貴重な植物が自生する名勝です。
▲浅間山麓に生息する県天然記念物の高山蝶